古倚傳託ふるきよりつたふことづかり 今莫邑謂いまはなきむらさとのいはれ
貌獸性人すがたはけものさがはひと 生崇天地あまとつちをあがめていきる
疆在廻聚かぎりにめぐりのむらさとありて 住拾貳族とをとふたつのやからがすめる
得不鬭嗜たゝかふことをこのまず 而慧無上しかしてさとりはこのうへなし
天象星跡あまがすがたのほしのあと 造曆以那あれをもつてこよみをつくる
地象畫跡つちがすがたのゑのあと 創書以之これをもつてふみをつくる